関西国際大1年生左腕・武次が王者相手に1失点完投

[ 2017年4月21日 11:01 ]

阪神大学野球連盟 第1節3回戦   関西国際大3―1大体大 ( 2017年4月20日    南港中央野球場 )

昨秋王者の大体大を相手に1失点完投した関西国際大の1年生左腕・武次
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 3回戦1試合があり、関西国際大が大体大を下し、勝ち点を2に伸ばした。関西国際大は同点の7回、池島主悦内野手(4年)が左翼へ決勝ソロ。リーグ戦初本塁打で昨秋王者を破った。先発左腕の武次春哉投手(1年)が被安打4の5奪三振、1失点完投で今春2勝目を挙げた。

 昨秋の最下位チームが王者から大きな勝ち点をもぎ取った。立役者は1年生左腕の武次だ。最後の打者をカットボールで空振り三振に仕留めると、左の拳を握りしめた。最速145キロの直球を主体に被安打4の1失点完投。まだあどけなさの残る背番号18は「残り試合も全部勝って神宮へ行きたい」と笑った。

 西脇工の出身。1メートル64、62キロと小柄だが、鈴木英之監督は「ハートが強い」と手放しで称えた。決勝弾の池島は「武次を援護してあげたかった」と汗をぬぐった。

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2017年4月21日のニュース