梶谷が１０回Ｖ打！ＤｅＮＡが“逆転の広島”に競り勝ち

セ・リーグ   ＤｅＮＡ５―３広島 （ 2017年4月20日    マツダスタジアム ）

＜広・Ｄ＞１０回表１死満塁、梶谷は中前に勝ち越し適時打を放つ
Photo By スポニチ

　ＤｅＮＡは延長１０回、１死満塁から梶谷が中前に決勝の適時打。延長までもつれた一戦を制した。

　２回、筒香の左翼線二塁打、ロペスの左前打で無死一、三塁の好機を作り、倉本の遊ゴロの間に１点先制した。１点リードの７回には２死一、二塁の場面で井納が右翼線にポトリと落ちる適時打を放ち貴重な追加点。その後暴投の間に１点を追加した。

　その裏、６回まで４安打無失点と好投していた井納が突如崩れ３失点。同点に追いつかれ試合は延長に入ったが、１０回に戸柱の中前打と２四球で１死満塁に。梶谷が甘い変化球を中前へ運び、続く筒香は左犠飛で２点を勝ち越した。最後はパットンが締めて逃げ切った。

　広島は７回に３点差を追いつく粘りを見せたが、１０回、２イニング目の投球に入り制球を乱した今村が誤算だった。今季１２勝中６勝が逆転勝利で、今季も“逆転の広島”らしい野球を展開しているが、この日は逆転とならなかった。