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昨年CSの屈辱バネに…DeNA今永 広島斬り1安打プロ初完封

セ・リーグ   DeNA4―0広島 ( 2017年4月19日    マツダ )

<広・D>1安打完封勝利のスコアボードを背に、ファンの声援に応える今永
Photo By スポニチ

 満足そうに、ゼロが並んだスコアボードを見つめた。DeNA・今永はプロ2年目で初めての完投完封。首位・広島の強力打線をわずか1安打に封じる文句なしの今季初勝利だった。

 「凄くホッとしています。みんなが駆け寄ってきてくれて、おめでとうと言ってもらった。満足感もあるし、達成感もあります」

 最後まで、球に力があった。9回2死。最後の打者である4番の新井に対して、この日の最速146キロ直球を投げ込んだ。132球目も直球で右飛に打ち取った。「自分の持ち味である緩急を使って、押し込むところは押し込むことができた」と胸を張った。

 初回に今永の脳裏によぎったのは昨年10月15日のCSファイナルS第4戦(マツダ)。先頭の田中に四球を出したところから、1回6失点でKOされた試合だ。チームの一年が終わる敗戦に涙した。あれから半年。同じマウンドで先頭の田中に四球を与え、菊池にも中前打された。「これじゃいけない」。過去と決別するように、丸を二ゴロ、新井を遊ゴロに打ち取り、奮い立った。

 1年目の昨季からほぼ全試合で登板の映像を見て成長につなげてきた。ただ一つ、見るのを避けてきたのがCSファイナルSの投球だった。だが2日前、寮の自室で、スマートフォンを手に映像を見た。「技術的なところよりメンタル的な部分を考えた」。心身ともにリベンジを果たす準備は整っていた。

 ラミレス監督は「ベリーベリーベリーグッドゲーム!今永が本当によくやってくれた」と左腕を称えた。だが、今永は満足していない。「広島は強い。これから何度も勝ちを重ねて苦い記憶を払しょくしていきたい」。132球で得た一勝をさらなる飛躍へとつなげる。 (中村 文香)

 ▼DeNA・戸柱 自分のサヨナラ打とかよりうれしい。元々力のある投手。気持ちを入れた投球をすればこれくらいの投球ができると分かったと思う。

 ▼DeNA・筒香 彼の能力を考えればあのくらいの投球はできる。頼もしかった。

 ≪チーム48年ぶり≫今永(D)が広島打線を1安打に抑えプロ初完封勝利。DeNAの1安打完封勝利は04年10月14日広島戦で記録した吉見以来13年ぶり。また、プロ初完封で被安打1は最近では16年4月6日DeNA戦の小熊(中)がいるが、チームでは69年5月19日巨人戦の山下律夫以来、48年ぶり2人目となった。

[ 2017年4月20日 05:30 ]

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