篠原、巨人史上初の育成初登板初勝利「うれしいの一言では表わせない」

[ 2017年4月19日 21:21 ]

セ・リーグ   巨人1―0ヤクルト ( 2017年4月19日    鹿児島 )

プロ初勝利の篠原が高橋監督(手前)とウイニングボールを手に笑顔を見せる                                     
Photo By スポニチ

 先発・高木勇の負傷により緊急登板となった篠原が、育成枠出身の選手としては球団史上初のプロ初登板初勝利。ウイニングボールを手にし、「うれしいの一言では表すことができない」とお立ち台で喜びに浸った。

 2回の攻撃で送りバントを試みた高木勇が右指を負傷し、3回から緊急登板。「緊張する間もなかったので、意外とすんなり入れた」と突然訪れたプロ初登板を振り返った。

 急きょ登板したにも関わらず、5回までの3イニングを4安打1四球無失点の好投。「ピンチばかりでしたが、野手の方の守備に助けられた。運もあった」と謙そん気味に味方の好守に感謝した。

 独立リーグの四国アイランドリーグplus・愛媛、香川を経て、14年の育成ドラフト1位で巨人に入団。16日に支配下登録されたばかりの右腕は、「自分が活躍することで独立リーグの認知度も上がる。これから入ってくる選手の希望になるためにも頑張っていかないといけない」と今後の活躍を誓っていた。

続きを表示

この記事のフォト

2017年4月19日のニュース