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【追球】捕手・嶋が意識付け 浅村封じの“布石”最初の内角3球
パ・リーグ 楽天2―0西武 ( 2017年4月18日 大宮公園 )
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<西・楽>4回1死一塁、浅村を左飛に打ち取る辛島と嶋(左)のバッテリー Photo By スポニチ |
計算と強気が生んだ最初の3球が最後まで布石として生きた。初回2死で打席には西武・浅村がいた。楽天捕手の嶋は左腕・辛島に3球連続で内角直球を要求し、全て見逃しで1ボール2ストライクと追い込んだ。最後は外角低めのカーブで空振り三振。内角を意識させた上での好リードだった。
5―10で敗れた12日には、投手陣が浅村に5安打を許した。「前回5本も打たれ、あれだけやられた。攻め方も変えていかないといけない」と嶋。2打席目は意識させた内角からさらに食い込むカットボールで左飛。9回は高めのつり球で空振り三振を奪うなど、4打数無安打に封じた。「今日は生きたかもしれない。この先も考え続けていかないといけない」。残り23試合の対戦もにらみ、この3球をより意味のある布石に発展させていく。 (後藤 茂樹)
▼楽天・梨田監督 嶋がいい配球をしてくれたので、凄く締ま(嶋)ったゲームになった。
[ 2017年4月19日 10:00 ]
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