岩隈3回6失点 3度目登板も今季初白星ならず マ軍は逆転サヨナラ勝ち

[ 2017年4月17日 08:54 ]

ア・リーグ   マリナーズ8―7レンジャーズ ( 2017年4月16日    シアトル )

2回、レンジャーズの秋信守(左)に逆転3ランを浴びたマリナーズ岩隈(AP)
Photo By AP

 米大リーグ、マリナーズの岩隈久志投手は16日(日本時間17日)、シアトルでのレンジャーズ戦に先発し、3回7安打6失点。今季3度目の先発も初勝利はならなかった。防御率は5・40。チームは8―7で逆転サヨナラ勝ちし、3連勝を飾った。

 初回は3者凡退と上々の立ち上がりを見せた岩隈だったが、1点の援護をもらった2回1死からオドルに二塁打を許すと、続くリクロイに死球を与え、秋信守に右越え3ランを浴び、逆転を許した。

 続く3回にも2死一、三塁のピンチを招くと、ルクロイに中前適時打、秋信守には左越え2点適時二塁打を浴びて3失点。この回でマウンドを降りた。

 5日のアストロズ戦が6回4安打2失点、10日のエンゼルス戦は6回2安打1失点と好投しながら援護に恵まれなかった岩隈。今季3度目の先発も白星を手にすることは出来なかった。

 マリナーズは中盤に6―6と試合を振り出しに戻し、岩隈の黒星は消滅。9回に7番手で登板したディアスが勝ち越しソロを浴びて6―7と再びリードを許したが、9回に押し出し四球で同点とすると最後は1死満塁から4番クルーズの遊撃内野安打で逆転サヨナラ勝ちを収めた。

 ▼岩隈の話 投げ急いで甘くなったところを打たれてしまった。三回は変化球が多過ぎた。切り替えて次に向けてやるしかない。

続きを表示

2017年4月17日のニュース