殊勲打の丸“つなぐ意識”強調「新井さんという偉大な打者がいるので」

[ 2017年4月13日 21:48 ]

セ・リーグ   広島11―5巨人 ( 2017年4月13日    東京D )

<巨・広>9回無死二、三塁 丸は右前適時打を放ち手を叩いて喜ぶ
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 試合後のヒーローインタビュー。広島・丸は「自分が絶対に返すというより、後ろに新井さんという偉大な打者がいるので、新井さんにつなぐんだという気持ちで打ちました」と勝ち越し打を放った9回の場面を振り返った。

 初回に4点を先行しながら2回以降は巨人の2番手・高木勇の前に沈黙。3回に追い付かれ、5回には一時逆転も許した。だが、1点を追う9回、代打・松山が同点の右越えソロ。今季6試合10打席無安打だった松山の一発でチームは一気に勢いづいた。

 「勇気をもらった感じでした。まだ(ヒットが)1本出ていない松山さんが苦しみながら練習している姿を見ていたので僕らもうれしかった」と丸。無死二、三塁とチャンスを広げて迎えた打席で勝ち越しの右前2点タイムリー。さらに石原にも3ランが飛び出し、勝利を決定づけた。初回4点、9回7点…連打での得点はまさに“つなぐ意識”の象徴だった。

 これで開幕2戦目から引き分けを挟み10連勝。丸は「ピッチャーもバッターも粘り強くやっている結果」と胸を張る。一方で「まだ10試合ちょっとしかやっていない。気持ちを引き締めて、一生懸命、必死にやっていきたい」と気合を入れ直していた。

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