現役最年長ロッテ井口 適時内野安打「42歳、一生懸命走りました」

[ 2017年4月13日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ6―4オリックス ( 2017年4月12日    京セラドーム )

<オ・ロ>6回2死二、三塁、井口が三塁に適時内野安打を放つ
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 全力で一塁を駆け抜けた。6回2死二、三塁。球界最年長のロッテ・井口のボテボテの当たりは三塁前方へ。

 今季初安打が貴重な追加点を生む適時内野安打となり「42歳、一生懸命走りました」と笑った。「4番・DH」で今季初スタメン。初回は四球を選んで3点の先制劇に貢献した。チームの連敗も3で止まり「これでいい方向にいけば」とうなずいた。

 開幕から流れに乗れず、試合前に行われたミーティングでは伊東監督が「投手はシンプルにストライクを取りにいく。野手はしっかりスイングする。前の打席の結果を絶対に引きずるな」と声を掛けた。1点差に迫られた6回には、小技を絡めて泥くさく突き放した。「今日は全員、負けられないという気持ちが出ていた。1つ勝つ難しさを味わったけど、これを続けてほしい」。指揮官の表情に、ようやく安ど感がにじんだ。

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2017年4月13日のニュース