広島13年ぶり10勝一番乗り 初回4点&9回7点 4月10連勝は28年ぶり

[ 2017年4月13日 21:16 ]

セ・リーグ   広島11―5巨人 ( 2017年4月13日    東京D )

<巨・広>9回無死 同点の本塁打を放ちナインに出迎えられる松山(左から2人目)
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 広島が11―5で逆転勝ちし10連勝、04年以来13年ぶりにリーグ10勝一番乗りを果たした。4月の10連勝は1989年以来28年ぶり3度目の快挙。巨人は屈辱の同一カード3連敗で連敗は4に伸びた。

 広島は初回1死一、二塁から4番・新井が中前打。本塁を狙った二走・菊池は中堅・立岡の好返球でアウトの判定もビデオ検証の結果、判定が覆り1点を先制。さらに鈴木の左前適時打、エルドレッドの左翼線適時二塁打、小窪の中前適時打と4連続タイムーが出て一挙4点を奪った。

 その裏、巨人は2死から3番・坂本が中前打で出塁。続く阿部の右翼線二塁打で1点を返し、5番マギーの右中間への来日1号2ランで1点差に。3―4で迎えた3回には1死三塁からマギーの中前にポトリと落ちる幸運な適時二塁打で同点。5回には2死二塁から阿部の右前適時打で1点を勝ち越した。

 2回以降、高木勇の前に沈黙していた広島は8回もマシソンに3者凡退に抑えられたが、その裏2死三塁のピンチを二塁・菊池の好守でしのぐと、9回に先頭の代打・松山がカミネロの初球ストレートを右翼へ運ぶ同点ソロ。さらに田中の四球、菊池の犠打とカミネロの失策で無死二、三塁とし、丸の右前2点適時打で勝ち越し、さらに2死一、二塁から安部の中前適時打、さらに石原が5番手の池田から左越え3ランを放ち、一挙7点を奪い、その裏を今村が3者凡退で締めた。

 巨人は先発の吉川が1回1/3で7安打4失点と誤算。2回途中から登板した高木勇が5回2/3を無安打無失点と好投したものの、抑えのカミネロの大乱調でライバルに逆転負けを喫した。

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