巨人　投壊３連敗…６回からマギー二塁の超攻撃的布陣も不発

セ・リーグ   巨人５―９広島 （ 2017年4月12日    東京ドーム ）

＜巨・広＞６回から二塁の守備に就くマギー
Photo By スポニチ

　巨人は先発・内海の乱調が響いて今季初のカード負け越しとなった。新井とエルドレッドにそれぞれ２連発を浴び、プロ１４年目で自己ワーストの１試合４被弾。３回７安打６失点でＫＯされ「打たれた球は全部甘かった。切り替えようと思ったけど、ズルズルいってしまった」と猛省した。

　劣勢をはね返そうと高橋監督は「秘策」に打って出た。５回に代打で３ランを放った村田を６回から三塁の守備に就かせ、三塁で先発したマギーを二塁へ。２月のキャンプでも試した「超攻撃的布陣」を初めて敢行も、６回以降は無得点に終わった。２度の守備機会をそつなくこなしたマギーは「自然にプレーできた」と振り返った。「攻撃しなくてはいけなかったので。キャンプで少しやっていた。（今後は）今日のような時にはね」と指揮官。チームは３連敗となったが、新オプションという収穫はあった。　（重光　晋太郎）