ムネ昇格白紙 人工芝での負担増&時差ぼけで体調不良

[ 2017年4月11日 05:30 ]

ウエスタン・リーグの対阪神戦に向けて博多駅に姿を見せた川崎
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 ソフトバンク・川崎宗則内野手(35)が、14日のオリックス戦(ヤフオクドーム)での1軍合流、同16日の地元・鹿児島の「凱旋試合」を断念した。10日、関西への移動で寄った博多駅で取材に応えた。

 「(鹿児島へ)行ければ良かったけど、残念ながらその自信がない」

 ここまでウエスタン・リーグ2試合で5打数2安打1打点。遊撃、二塁の守備もこなした。天然芝から人工芝に変わり、下半身に負担がかかっていた。メジャーの動くボールに対応していた打撃フォームを日本仕様へ再調整、さらに時差ぼけの体調不良。2軍の練習では「アップだけで疲れる」と弱音を吐いた。

 11日からウエスタン・リーグの阪神戦(鳴尾浜)、同広島戦(由宇、呉)と1週間の遠征に同行する。川崎自身は「ちょっと長くかかる」と現時点で1軍合流の見通しは「白紙」だと強調した。

 チームは開幕3連勝から、2カード連続の負け越しで3位と停滞気味。「体を戻して早く1軍に呼ばれるように頑張ってきます」と川崎は焦燥感を漂わせた。

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2017年4月11日のニュース