【クマスタグラム】岩隈久志がWBCの若侍に“助太刀”野球談義

[ 2017年4月11日 05:31 ]

石川(左)と千賀(右)と笑顔の岩隈
Photo By 提供写真

 マリナーズ・岩隈久志投手の公式インスタグラムとコラボした新企画「Kumastagram」がスタート。ローテーション投手として不動の地位を築いた右腕がグラウンド外での貴重なオフショットを紹介し6年目を迎えた米国生活やメジャーの魅力を伝えていきます。

 先月中旬にアリゾナの日本食レストランで、侍ジャパンの一員だったソフトバンクの千賀とロッテの石川と食事に行った時の写真です。2時間ぐらい、野球談議をしましたね。決勝トーナメントの直前だったので、少しでも若い選手の手助けになればと思い、僕の知っていることを話させてもらいました。

 僕自身も09年にWBCに出場した時、メジャーでプレーしていたジョー(城島)さんにいろいろ教えてもらいました。今度は自分が還元する番だと。千賀はフォークボールについて「日本のボールと感覚が違うので、どこで落としたらいいんですか?」と聞いてきました。「落とそうと意識しすぎない方がいい」「キャッチボールで感覚だけを調整し、思い切り投げずにその感覚から落とす」といった簡単なアドバイスをしましたが、準決勝の米国戦の投球は本当に凄かった。彼の真っすぐは速い上に伸びがある。メジャー相手でも通用すると思います。

 石川もそうですし、才能ある若い投手が出てくるのは楽しみです。戦う場所は日本と米国で違いますが、このような交流の機会を持つことで、日本の投手全体のレベルが上がっていけばいいと思います。(マリナーズ投手)

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2017年4月11日のニュース