西武ウルフ 日本復帰後6戦6勝「勝てたのは良かった」

[ 2017年4月10日 05:30 ]

パ・リーグ   西武4―2ソフトバンク ( 2017年4月9日    メットライフドーム )

<西・ソ>お立ち台のウルフ(左)とメヒア
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 負けない右腕だ。西武先発のウルフが古巣ソフトバンクを相手に7回5安打1失点で今季2勝目をマーク。昨年7月の日本球界復帰後は6戦6勝で、「(古巣の)ソフトバンクや日本ハムとはできれば(対戦を)避けたいけど、勝てたのは良かった」と安どした。

 狙い通りだった。直球は一度も見せず、打者の手元で動くツーシームとカットボールを織り交ぜた。5回1死一塁では真ん中低めに144キロのツーシームを投げ、松田を三ゴロ併殺に斬った。打者25人でゴロアウトは13個。「ゴロを打たせるのが自分の持ち味。それができた」と胸を張った。

 本拠地でのソフトバンク戦勝ち越しは実に14年9月19〜21日以来、3年ぶり。勝率5割に戻し、11日からヨーク開成山(福島・郡山)で首位・楽天と対戦。辻監督は「1試合ずつ全力で戦う」と気を引き締めた。

 ▼西武・メヒア(2回に前日から2打席連続となるソロ。左翼へ推定130メートルの特大弾)練習の時から芯で捉える意識を持っている。所沢は寒いが、暖かくなればもっと打てると思う。

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2017年4月10日のニュース