オリックス5連勝で2位浮上!西、154球熱投で12球団完封一番乗り

[ 2017年4月9日 17:03 ]

パ・リーグ   オリックス2―0日本ハム ( 2017年4月9日    京セラD )

<オ・日>7回2死一、二塁、中島を空振り三振に仕留め、ガッツポーズをする西
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 オリックスは先発・西が9回154球を投げ切って日本ハム打線を5安打に抑え、チームを2015年7月以来2季ぶりの5連勝に導いた。西の完封は昨年7月19日のソフトバンク戦(ヤフオクD)以来で、今季12球団一番乗り。チームは貯金2で2位に浮上した。

 2日の楽天戦は8回途中2失点ながらリリーフ陣が逆転を許して勝利を逃した西。この試合は初回に2安打を許したものの、リズムをつかんだ2〜6回は内外角に丁寧に投げ分け、相手打線を無安打に抑える。7回には1死からこの試合初めて連打を打たれて一、二塁のピンチを招いたが、代打・矢野を変化球で、中島は直球で連続三振に仕留めた。

 打線は5回、2死から四球と駿太の中前打で一、三塁とすると、宮崎の左中間への適時打で1点を先制。7回には2死満塁から安達の押し出し四球で貴重な追加点を挙げた。

 日本ハムは打線がわずか5安打に終わり、今季初の零敗で2季ぶり5連敗。先発のメンドーサは7安打を打たれながら7回途中2失点と粘ったが、援護がなかった。主砲の中田とレアードがともに5回の守備から負傷交代する不運にも泣かされた。

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