由伸監督 不調の長野スタメン外しも…降雨ノーゲーム

[ 2017年4月9日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人―阪神(3回表2死降雨ノーゲーム) ( 2017年4月8日    甲子園 )

 巨人にとって11年5月29日のロッテ戦(QVCマリン)以来、高橋監督の就任後では初めてとなる降雨ノーゲームとなった。試合前から強い雨が降り、3回2死走者なしで田口が打席に入っていた場面で41分間の中断の末に決まった。

 この日は開幕から7試合連続で6番で起用されていた長野を今季初めてスタメンから外すオーダーを組んだ。打率・154と不振が続き、先発が右腕の青柳ということもあり、代打で打率・400と結果を出していた亀井を先発で起用。高橋監督は「亀井の状態も良いので。(長野には)調子を上げてもらいたい。本人にも話はしている」と説明した。たとえ主力であっても、勝利のために最善の起用法を選択する「由伸流」を貫いた。

 長野も現実を受け止め試合開始前の練習では動画を撮影しながら江藤打撃コーチとフォームを細かくチェック。「また明日、頑張ります」と気持ちを切り替えて球場を後にした。 (重光 晋太郎)

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2017年4月9日のニュース