マー君、今季初勝利ならず 制球苦しみ5回6四死球で3失点、救援陣が逆転許す

[ 2017年4月9日 07:48 ]

ア・リーグ   ヤンキース4―5オリオールズ ( 2017年4月8日    ボルティモア )

オリオールズ戦で力投するヤンキース先発の田中(AP)
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 ヤンキースの田中将大投手(28)が8日(日本時間9日)、敵地でのオリオールズ戦に今季2度目の先発登板し、5回6安打3失点、5三振6四死球。勝ち投手の権利を得てマウンドを下りたが、中継ぎ陣が逆転を許して今季初勝利はお預けとなった。防御率は11・74。

 2日の開幕戦では3回途中7失点KOされ、雪辱を期したマウンド。この日は初回1死から内野安打で走者を出すが併殺打で切り抜け、味方打線が2点を先制した2回は先頭打者に四球、この後2死一、三塁とされたが後続を断った。

 3回は3人で切って取ったものの、4回2死二塁からカスティーヨに適時打を浴び1点差、なおも満塁とされたが踏ん張った。

 5回は先頭のスミスの中前打と死球で無死一、二塁のピンチを招くと、マチャドに右翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びて失点。なお二、三塁から四球を与えて満塁とすると、ビデオ判定の末、内野ゴロの間にさらに1点を失い、3―4と1点差に迫られた。6番カスティーヨも歩かせて2死満塁となったが、続く金を見逃し三振に切ると、スクープは捕飛に仕留めてリードを守り切った。

 田中は5回で92球を投げて4―3と1点リードの場面で降板。しかし7回に中継ぎ陣が2点を奪われて逆転を許し、田中の白星は消滅。ヤンキースは4―5で敗れて3連敗となった。オリオールズは開幕4連勝。

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2017年4月9日のニュース