「エース殺し」楽天 涌井攻略!今季6勝目で首位キープ

[ 2017年4月8日 20:34 ]

パ・リーグ   楽天7―4ロッテ ( 2017年4月8日    ZOZOマリン )

 まさに「エース殺し」だ。楽天が昨季0勝3敗と苦手にしていたロッテ先発・涌井を攻略。初回に40球、6回途中までに実に139球を投げさせ、8安打で5点を奪った。「何とか球数を放らせて疲れさせる。ボディブローのようにね」と梨田監督。6日のソフトバンク戦では、バンデンハークに対して岡島が1打席目13球、2打席目に12球を投げさせるなど、今季の打線は「粘り」が合い言葉となっている。

 これで今季6勝目で首位の座をガッチリとキープ。そのうち5勝を挙げた際の相手先発には、エース級がずらりと並ぶ。「(オリックスの)金子に西、(ソフトバンクの)千賀、バンデンハーク、(この日)の涌井…」と、自ら一人ずつ名前を挙げた梨田監督は「粘りが出てきたね」と満足そうに頷いた。9日の先発は移籍初登板となる岸。勝てば球団創設13年目にして初の開幕3カード連続勝ち越しとなる。

続きを表示

2017年4月8日のニュース