ハム大谷、内野ゴロで全力疾走…左大腿肉離れで試合復帰まで4週間

[ 2017年4月8日 15:06 ]

<オ・日>初回2死、三ゴロに倒れた大谷は一塁ベースを駆け抜けたときに顔をゆがめる
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 日本ハムの大谷翔平投手(22)が8日、オリックス戦(京セラドーム)に3番DHで先発出場も4回の2打席目に代打・横尾を送られベンチに退いた。

 初回2死走者なしからの1打席目に三ゴロを放った際、チームから禁止されている痛めている右足で一塁ベースを踏んだ。直後にはゆっくりと、やや足をかばうような足取りで三塁ベンチに戻ると、栗山監督が表情をこわばらせて怒るシーンもみられた。

 球団は「走塁の際に左ハムストリングスに違和感を覚えたため。ベンチ裏でアイシングを施し様子をみている」としており、痛めている右足首ではないが、栗山監督ら首脳陣が危惧していた右足をかばってのプレーも少なからず影響した可能性はありそうだ。

 福島チーフトレーナーは9日の出場について「現状では厳しい」との見通しを示した。試合後、大谷は自力で歩いてバスに乗り込んだが「僕からは何も言えない」と話していた。その後、大阪市内の病院でMRIによる診察を受け、左大腿二頭筋肉離れと診断された。試合復帰まで4週間程度を要す見込みという。

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