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駒大・白崎塁「けじめの年」に秘める思い 2人の「兄貴」に恩返しを

大学最後のシーズンに活躍を誓う駒大・白崎塁
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 いつだって、視線の先には2人の「兄貴」がいた。東都大学リーグ2部の駒大・白崎塁投手(4年)は、いとこにDeNA内野手の浩之を持つ。さらに、6歳上の兄・勇気さんは駒大岩見沢のエース右腕として08年夏の甲子園に出場。駒大―JR東日本と進み、かつてはドラフト候補に挙がったが、昨季限りで現役引退。現在は社業に専念しつつ、休日は社会人軟式クラブチームの東京バンバータでプレーしている。浩之も勇気さんも駒大出身。塁が同じ道に進んだのは、いわば必然だった。

 「2人とも常に僕の先にいる人。分からないことがあったら2人に聞いてきたし、僕にとって道しるべみたいな存在ですね」

 大学時代、浩之は2年春から正三塁手に定着。勇気さんも1年春から神宮のマウンドを踏んでいる。塁も1年秋からリーグ初登板を果たしたが、昨秋まで3年間で1部リーグ6試合、2部リーグ5試合の登板にとどまっている。大学卒業後、社会人でのプレーを希望している塁にとって、今季は正念場だ。

 正月に北海道の実家に帰省した際、浩之からは「監督やコーチに教わっていることと自分が思っていることを比べた上で、考えて吸収することが大事」と助言された。オフの間は、勇気さんと一緒に練習を行った。「自分がおかしいと思ったときには、兄にすぐ聞きます」。投球の幅を広げるため、兄の得意球だったツーシームの習得にも取り組んだ。

 2月の春季キャンプでは順調な調整を続けていたが、同下旬に右肩の違和感で離脱し、別メニュー調整を余儀なくされた。それでも3月中旬から戦列復帰。「感覚が悪くない中でケガしたのでもったいなかったが、今は以前より楽に放れる。(離脱期間は)いい期間になった。仕上がりは今までにないくらい良い」と自信を見せる。

 大学ラストイヤーの今季を「けじめの年」と位置づける。「春と秋のリーグで駄目なら大学で野球をやめる、ぐらいの思いでいる。進路が決まるので、やるしかないという気持ちです」。4季ぶりの1部復帰を目指す駒大の春季リーグ戦は10日の東農大戦(大田)からスタート。2人の「兄貴」に恩返しをするため、結果だけを追い求めていく。(記者コラム・原田 真奈子)

[ 2017年4月8日 10:45 ]

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