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【有藤通世の視点】マリンの風に苦しみ助けられた千隼

パ・リーグ   ロッテ5―1日本ハム ( 2017年4月6日    ZOZOマリン )

<ロ・日>強風に帽子を飛ばされる佐々木
Photo By スポニチ

 風に苦しめられ、風に助けられた。ロッテ・佐々木にとってこれから幾度となく登板するZOZOマリンのマウンド。その難しさを肌で感じただろうし勝利を得て大きな自信にもなったはずだ。

 序盤から決め球の一つであるシンカーが、10メートル以上の強風に大きく流された。捕手の田村が横っ跳びで捕球するシーンまであったほど。連続四球で迎えた2回1死一、三塁の場面で、その田村のリードがさえる。レアードに対し4球全てが外角のスライダー。平凡な遊飛に打ち取った。春季キャンプから佐々木の投球を見ているが、この日の変化は明らかに違っていた。一度、フワッと浮き上がってから落ちる。その抜けてくるような球道に右打者は完全にタイミングを外されていた。強風の恩恵。それを巧みに利用した田村のファインプレーだった。

 5回1死二塁では、大谷をシンカーで空振り三振。大谷は前日も益田のシンカーに合っていなかった。そして中田には独特に変化するスライダー。勝ち越してもらった直後で、勝利投手の権利がかかるイニング。相手打線も上位に回る。注目して見ていたが、同い年バッテリーの見事なコンビネーションだった。

 6四球こそ出したが、ボール球は全て低め。意識が徹底されていたのも勝利をつかんだ要因の一つだ。初先発で初勝利。佐々木はさまざまなことを経験し、また教えられた登板だったように思う。(スポニチ本紙評論家)

[ 2017年4月7日 09:01 ]

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