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印象に残った千隼のあいさつ ムネリンとの共通点は…

<ロ・日>5回2死一、二塁、中田から三振を奪った佐々木はガッツポーズで大きく吠える
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 ずいぶんと礼儀正しい男だなと思った。ロッテの佐々木千隼だ。昨年、ドラフト当日、桜美林大へ取材に訪れた。

 日焼けした顔はとても精かんで、複数球団による1位指名は確実かと思っていたら、最初の入札での指名なし。まさかの展開に周囲は落胆したようにも見えたが、この若者は表情をまったく変えなかった。

 そして、これまで予想外の史上最多5球団からの「外れ1位」。入団する球団がロッテに決まると、佐々木はようやく笑顔を見せたのが印象的だった。佐々木の会見が終わり、報道陣は別の場所で原稿を執筆していた。ドラフトが終了し、3時間ぐらいは経過しただろうか。突然、報道陣の前に佐々木が再度、姿を見せた。「本日はありがとうございました」と帰宅前にわざわざ、あいさつにやってきたのだった。

 そういういえば、同じような気持ちになったことがある。もう12年も前になる。当時は31年ぶりの日本一に輝くことになるロッテを担当していた。その日の試合はナイターだったが、プレスルームでためこんでいた仕事をしようと、午前中から福岡ドーム(ヤフオクドーム)を訪れると、汗まみれの川崎とすれ違った。

 売り出し中の若手はいきなり足を止めると、「ダイエーホークスの川崎宗則です。よろしくお願いします」と、大きな声で頭を深々と下げてあいさつをしてくれた。こんな早くから練習しているのかと驚き、顔も知らない記者に、こんな大きな声であいさつをしてくれるのかとさらに驚いた。

 このときから、川崎のことは気になる選手になった。先日、カブスからソフトバンクに電撃復帰した。日本に戻って、再び、そのプレーを見られるのはうれしい。メジャーを経験し、年齢を重ね、どんなプレーを見せてくれるのだろうか。そして佐々木は6日の日本ハム戦でプロ初勝利を挙げた。毎年、プロ野球には新たな楽しみが生まれる。(記者コラム・横市 勇)

[ 2017年4月7日 10:30 ]

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