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内海 投打で全快アピール!オフに縦隔腫瘍摘出も驚異的回復

セ・リーグ   巨人4―2DeNA ( 2017年4月5日    横浜 )

<D・巨>5回1死三塁内海は適時打を打ちベース上でガッツポーズ 
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 投げて打っての内海劇場だ!巨人・内海哲也投手(34)が5日のDeNA戦で今季初先発し、7回6安打1失点で今季初勝利を飾った。同点の5回には、プロ14年目で自身初となる決勝打を中前にはじき返した。昨年12月に縦隔(じゅうかく)腫瘍を摘出する手術を受けたベテラン左腕の活躍で、3年ぶりリーグ制覇を目指すチームは2013年以来の開幕5連勝。12球団唯一の白星街道を突っ走っている。

 苦しんだ分、達成感があった。3点リードの7回2死二、三塁。内海がこの日の最後111球目に選んだのは、スライダー。梶谷を右飛に打ち取ってベンチに引き揚げると、いつもの柔和な表情に戻った。

 走者を背負わなかったのは2回だけ。7回6安打1失点で手にした今季1勝目。「キャンプからサバイバルでやってきた。ローテーションの枠をもらって1勝できたのは自信になる」。オフに習得したカットボールも威力を発揮し、持ち味の粘り強さでチームを4年ぶりの開幕5連勝に導いた。

 打撃もさえていた。1―1の5回1死三塁。内角低めのフォークを中前に運び、自らのバットで決勝点を叩き出した。適時打は12年8月3日のDeNA戦(横浜)以来、5年ぶり。決勝打はプロ14年目にして初めてとあって「気持ちよかったです」とドヤ顔。チームが昨季4勝9敗と負け越した鬼門の横浜スタジアムが、投げて打っての「内海劇場」と化した。

 不死鳥のように復活した。昨季終了後、両肺の間の縦隔に腫瘍が見つかった際には「頭が真っ白になった。不安だし怖かった」という。12月26日に胸腔(きょうくう)鏡での摘出手術を受けると、医師も驚く驚異の回復力を見せた。1月6日からの沖縄自主トレでは予定通りにメニューをこなし、3年ぶりに開幕ローテーションの座をつかみ取った。開幕1週間前の診察では担当医から「術後の経過としては100点です」と太鼓判を押され、内海自身も「全く問題なかった」と胸を張った。

 侍ジャパンの戦いに胸を熱くした。自身も09、13年のWBCに出場したが、今回は自宅でテレビ観戦する立場になった。野球をやっている小学4年の長男と2年の次男には「これが日本球界のトップの選手たち。これを見て学ばないでどうするんだ」と熱弁を振るった。「応援する立場でしたけど、モチベーションが上がった。僕は僕の置かれている立場でチームのために成績を残す。それが使命なので」。坂本勇、菅野、小林。後輩からエネルギーをもらい、14年目のシーズンをスタートさせた。

 目指すのは4年ぶり8度目となる2桁勝利と、リーグ優勝、そして日本一だ。「今季は絶対にやるんだという思いが強い」。ヒーローインタビューでカクテル光線に照らされた背番号「26」が力強く両腕を突き上げた。(重光 晋太郎)

[ 2017年4月6日 05:30 ]

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