マエケン5回3失点 今季初先発飾れず 日本人投手初勝利またもお預け

[ 2017年4月5日 13:54 ]

ナ・リーグ   ドジャース0―4パドレス ( 2017年4月4日    ロサンゼルス )

パドレス戦の1回、シンプフの犠飛で2点目を許し、悔しそうなドジャースの前田
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 ドジャースの前田健太投手(27)が4日(日本時間5日)、本拠でのパドレス戦に今季初先発。5回6安打3失点、4奪三振2四球で降板した。打線も沈黙し、チームは0−4で敗戦。前田はメジャー2年目のスタートを白星で飾れなかった。

 昨季のデビュー戦で自ら本塁打を放ち初勝利を飾った相手に対し、この日は苦しい立ち上がりとなった。1回、四球と安打を許し1死一、三塁とすると、ソラータに中前適時打を浴びて失点。続くシンフの遊犠飛でさらに1点を許して、この回2点を先制された。

 2回は1死三塁のピンチを併殺で切り抜けたが、3回2死からソラーテに中越えソロを許し3点目を献上した。4回は無失点。5回も1死から内野安打を許したが併殺打に仕留めて無失点とするなど、リズムを取り戻したが、0−3で迎えた5回裏、前田の2打席目で代打が送られ退いた。

 前田は5回75球を投げ、6安打3失点、4奪三振2四球で敗戦投手に。チームは前日3日の開幕戦を14−3で大勝したが、打線がつながらず開幕2連勝はならなかった。

 この日は、マリナーズの岩隈がアストロズ戦に先発し、6回4安打2失点で黒星。ヤンキースの田中、レンジャーズのダルビッシュ両投手も今季初登板で白星はつかなかった。

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