阪神・梅野に後輩レスラーの闘魂注入 登場曲は「Life」

[ 2017年4月4日 07:52 ]

阪神の梅野
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 阪神・梅野隆太郎捕手(25)が3日、今季の本拠地での打席登場曲として福岡大の後輩で親交の深いシンガー・ソングライター、Bigfumiの「Life」を選んだことを明かした。

 「同じ寮で、大学時代から可愛がっていた後輩なんで。当時から歌がうまくて、寮でも“歌ってよ”と言って歌ってもらってたんですよ」

 Bigfumiは福岡大のレスリング部出身で、野球部の梅野と同じ寮で生活をともにしていた。学生時代から歌唱力には定評があったといい、先輩のリクエストに応えて即席で生歌を披露していたという。

 大学卒業後の14年5月から本格的に歌手活動をスタートさせ、今では「九州で最も体の大きなシンガー・ソングライター」、「シンガーソングレスラー」の愛称で親しまれ、16年2月には初のミニアルバム「音届者」をリリース。今年5月には福岡で初のワンマンライブも開催予定で、プロ4年目の梅野と同様に脂が乗っている注目の歌手だ。

 「Life」は“どんなに辛くても 人生は続く だから進むしかないの”と歌詞にあるように前向きに毎日を生きることを歌った曲。正捕手の重責を背負って厳しい今季を戦い抜こうとしている梅野にとっては、これ以上ない“BGM”になりそうだ。開幕前にはBigfumiとも対面し、「打席と言う男の戦いの場へ向かうシーンで使ってもらえるのは本当にうれしいです。梅野先輩と、ファンの皆さんが、笑顔で明日に向かって毎日を過ごせるように、私も全力で歌い続けます!」(梅野隆太郎公式フェイスブックより)とエールを送られた。

 「今年は自分にとっても大事な一年になるので、心機一転、後輩の曲で活躍できるように頑張りたい。1年間、最後までマスクをかぶりたい」

 きょう4日のヤクルト戦(京セラドーム)から頼れる後輩の“応援歌”で打席に向かう。正捕手定着へ、大きな後押しとなることは間違いない。(遠藤 礼)

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