中日 小笠原、術後初の実戦登板 3回無失点と上々「1日でも早く1軍に」

[ 2017年3月29日 19:45 ]

楽天との2軍交流戦に登板し、3回1安打無失点と好投した中日・小笠原
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 昨秋に左肘を手術した中日の小笠原慎之介投手(19)が29日、ナゴヤ球場で行われた楽天との2軍交流戦で術後初めて実戦登板し、3回1安打無失点と好投した。球速は最速147キロをマークし、3奪三振。38球で上々の復帰登板を果たし「やっと1軍に呼ばれるような選手と同じ域に立てた」と喜びを口にした。

 約半年ぶりの実戦マウンドでもブランクを感じさせなかった。1回は2死一、二塁のピンチを招いたが、次打者を二ゴロに打ち取ってしのいだ。2回にはいずれも直球で2者連続三振を奪い「真っすぐで空振りが取れていた。去年のシーズン後から練習してきたことが実を結んだ」とウエートトレーニングの効果を実感したようだった。

 今後は登板後の肘の張りをチェックしながら徐々にイニングを増やしていく。高卒2年目のシーズンへ「ここまで来たからには1日でも早く1軍に上がれるようやっていきたい」と力を込めた。

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2017年3月29日のニュース