秀岳館3季連続4強!左腕・川端2失点完投「機動破壊」健大高崎封じる

[ 2017年3月29日 15:29 ]

第89回選抜高校野球大会準々決勝   秀岳館9―2高崎健康福祉大高崎 ( 2017年3月29日    甲子園 )

準々決勝に先発する秀岳館の川端
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 第89回選抜高校野球大会第10日は29日、甲子園球場で準々決勝の4試合が行われ、第3試合は2年連続3回目出場の秀岳館(熊本)が9―2で2年ぶり3回目出場の高崎健康福祉大高崎(群馬)を下し3季連続4強進出を決めた。

 秀岳館は初回1死一塁、3番木本が左翼席へ運ぶ2ランを放ち先制した。3回に2死一、三塁の場面で先制弾を放った木本の犠飛で1点追加。4回は2死一、三塁で9番川端が右中間を破る2点二塁打、続く半情の右安打、代打・渡辺の二塁打でリードを広げた。2桁安打の打線は6、9回にも加点し試合を決めた。

 タイムリーを放つなど打棒でも活躍した先発左腕・川端は、健大高崎打線相手に快投。球威ある直球とキレのあるスライダーで反撃の隙を与えなかった。味方も川端を援護。3回2死一、二塁の場面では、山下の中安打を中堅の藤本が好返球。二塁走者を本塁で刺し失点を防いだ。川端は5回に3者連続三振を奪うなど13奪三振で2失点完投勝利を飾った。

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