報徳学園 8年ぶり4強!打線機能し着実に加点 4番・篠原が3本の長打

[ 2017年3月29日 12:45 ]

第89回選抜高校野球大会準々決勝   報徳学園8―3福岡大大濠 ( 2017年3月29日    甲子園 )

<報徳学園・福岡大大濠>1回裏1死二、三塁、報徳学園・篠原は右前に先制適時二塁打を放つ
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 第89回選抜高校野球大会第10日は29日、甲子園球場で準々決勝の4試合が行われ、第2試合は報徳学園(兵庫)が8―3で福岡大大濠(福岡)に勝利。4番・篠原が2本の適時打を含む3本の長打を放つなど打線が機能し、8年ぶりの4強進出を決めた。

 報徳学園は初回に1点を先制。2番・永山、3番・片岡が連続四球で出塁すると、直後にダブルスチールを成功。続く4番・篠原の適時二塁打で永山が本塁に生還した。

 3回には小園、永山の1、2番が連打を放って無死一、三塁の好機。そこから片岡の右前適時打、篠原の適時三塁打で3―0とリードを広げた。

 5回には篠原が二塁打を放ってチャンスを拡大し、神頭の適時打で追加点。8回には8番に入った主将の岡本にソロ本塁打が飛び出すなど着実に加点し、ベスト4へと駒を進めた。

 福岡大大濠は序盤から得点を奪われて劣勢に。5回から3イニング連続で1点ずつを返したが、ビッグイニングを作れず敗戦。春夏通じて初の4強はならなかった。

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