福岡大大濠・三浦「やっと終わった」2試合326球熱投実った

[ 2017年3月28日 13:22 ]

第89回選抜高校野球大会第9日・2回戦   福岡大大濠5―3滋賀学園 ( 2017年3月28日    甲子園 )

<福岡大大濠・滋賀学園>初の8強進出を決め、古賀(右)と握手を交わす福岡大大濠・三浦
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 福岡大大濠が滋賀学園との再試合を制し、初のベスト8進出を決めた。先発の三浦はこの試合も完投。滋賀学園を相手に2試合合計24イニングで326球を投げ切った。

 2日前に196球を投じた三浦。「疲れはあったが、チームのために腕を振ろう」。その思いで中1日のマウンドへ上がり、この日も最後までマウンドを守り続けた。130球の力投。試合後にお立ち台でマイクを向けられた右腕は「素直にうれしい。やっと終わった」と白い歯を見せていた。

 このエースの頑張りに打線も応えた。5回に決勝の2ランを放ったのは女房役の古賀。「四球後だったので、狙っていた」という初球を見事に捉えた一発。「三浦を援護できて良かった。その分、倍うれしい」と笑顔で語った。

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