福岡大大濠 再試合制し初8強 三浦、中1日で130球完投

[ 2017年3月28日 12:47 ]

第89回選抜高校野球大会第9日・2回戦   福岡大大濠5―3滋賀学園 ( 2017年3月28日    甲子園 )

滋賀学園戦に先発した福岡大大濠・三浦
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 第89回選抜高校野球大会第9日は28日、甲子園球場で引き分け再試合の2回戦2試合が行われ、第1試合は26年ぶり4回目出場の福岡大大濠(福岡)が2年連続2回目出場の滋賀学園(滋賀)を5―3で下し、初の準々決勝進出を決めた。

 26日の試合では1―1で延長15回引き分け。両チームともにあと一本が出ない展開となったが、再試合では序盤から点の取り合いとなった。

 2回を終えて2―3とビハインドの滋賀学園は5回、2番・小浜の適時打で試合を振り出しに。しかし、福岡大大濠はその裏に1死一塁の場面で3番・古賀の一発。左中間スタンドに飛び込む2ランで5―3の勝ち越しに成功し、これが決勝打となった。

 福岡大大濠の先発・三浦は6回以降、相手打線に得点を与えず、2試合連続の完投。2日前に196球で15回を投げ切った右腕はこの試合でも130球の熱投を見せた。

 滋賀学園はこの試合が公式戦初登板となった光本が先発。4回3失点で降板し、5回からは2番手・宮城がマウンドに上がったが、この回に手痛い2ランを浴びた。打線は試合後半に沈黙。5回まで6安打3得点も、6回以降は1安打無得点に終わった。

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