【清宮の春】悔しくても勝者にエール 父譲りのノーサイド精神

[ 2017年3月28日 07:35 ]

第89回選抜高校野球大会第8日・2回戦   早実8―11東海大福岡 ( 2017年3月27日    甲子園 )

<東海大福岡・早実>安田(1)ら東海大福岡ナインと握手を交わす早実・清宮(中央)
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 早実・清宮にはラグビーのノーサイド精神が根底にある。

 試合後、8失点しながら162球で完投した東海大福岡のエース安田に「ナイスピッチング。疲れがたまっていると思うけど、疲れを取って投げ勝ってくれ」とエールを送った。

 小学生時代は父・克幸氏(ラグビートップリーグ・ヤマハ発動機監督)の影響もあってラグビーをしていた。「試合が終わった後に握手を交わすのは高校野球ならでは。そこで芽生える友情や感情はたくさんある。そこはラグビーからきている精神」と、激戦を繰り広げた球友の健闘を祈っていた。=終わり

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