大阪桐蔭2年ぶり8強!計24安打19点の乱打戦制した

[ 2017年3月27日 16:36 ]

第89回選抜高校野球大会2回戦   大阪桐蔭11―8静岡 ( 2017年3月27日    甲子園 )

<静岡・大阪桐蔭>1回一死一、二塁、山田の右前適時打で大阪桐蔭は3点目
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 第89回選抜高校野球大会第8日は27日、甲子園球場で2回戦が行われ、第3試合は5年ぶりの春制覇を狙う大阪桐蔭(大阪)が静岡(静岡)との計24安打の乱打戦を11―8で制し、2年ぶりにベスト8に駒を進めた。

 大阪桐蔭は初回、山田、福井の適時打など打者10人で4安打を集中して大量6点のリードを奪ったが、先発の左腕・横川が誤算。四球と自らの失策から無死満塁のピンチを招き、4番・成瀬に走者一掃の二塁打を浴びるなど5失点を重ねた。リリーフした2番手・香川も流れを止められず、2投手で計6長短打を浴びて6失点で試合は振り出しに。2回からはエース徳山が登板したが、5番・森に右前適時打を打たれて勝ち越しを許した。

 7回にも失点し、6―8と2点のビハインドを負った大阪桐蔭だったが、8回に相手失策と坂之下の適時打で同点とすると、なお1死三塁から代打・西島が右越えへ適時三塁打を放って9―8と勝ち越しに成功。9回にも2点を追加してリードを広げると、その裏を根尾が抑えて激闘をものにした。

 静岡は先発の池谷が初回6失点も2回以降は立ち直ったかに見えたが、終盤に力尽きた。打線は2桁安打を記録したが、2年ぶりの準々決勝進出はならなかった。

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