小久保監督「悔しさある」球団監督は?「今は考えられない」

[ 2017年3月24日 08:40 ]

侍ジャパン帰国

神妙な面持ちで会見する小久保監督
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 帰国した侍ジャパンの小久保監督が都内のホテルで総括会見を行い、次回のWBCに向けた提言も行った。大会の激闘と長時間フライトの疲れを感じさせないさっぱりした表情で壇上に現れた指揮官。第一声で「世界一奪還が最大目標だったので悔しさはある」と切り出した。

 1―2で敗れた準決勝の米国戦を振り返り、「東京のとき(2次ラウンドまで)の投手とはランクが違っていた。動くボールのスピード、動く幅が違う。打線に関しては1点差以上のものを感じた」と認めた。その一方で投手陣は「日本のトップの投手は(米国にも)十分通用する。中継ぎも含め縦に落ちる変化球は有効」と断言した。

 13年10月に常設化された「侍ジャパン」の監督に就任。3年半にわたってチームを率いてきた。代表の常連選手に自覚が生まれたことを常設の効果として挙げ、シーズン終了直後に開催された15年のプレミア12の日程については「選手たちの負担は大きかった」と指摘。今後については「ゆっくりしたい」とし、球団監督への意欲については「代表とは別のもの。比べられないし、今は考えられない」とだけ話した。

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2017年3月24日のニュース