静岡が2桁得点で快勝 選手10人の不来方、初回先制点に聖地沸く

[ 2017年3月24日 16:35 ]

第89回選抜高校野球大会 1回戦   静岡12―3不来方 ( 2017年3月24日    甲子園 )

健闘を称え合う静岡、不来方ナイン
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 第89回選抜高校野球大会第5日は24日、甲子園球場で1回戦が行われ、第3試合で2年ぶり16回目出場の静岡が、初出場の21世紀枠・不来方(こずかた=岩手)を12―3で下し2回戦進出を決めた。選手10人の不来方は、点差が広がっても全員野球で戦い抜いた。

 初回から静岡打線は爆発。1点ビハインドの裏の攻撃で藤田、稲角の連続二塁打などで一挙5点を挙げ逆転した。3回に満塁機に押し出しで加点。5回に3点、終盤の7回、8回にも追加点を奪いリードを広げた。

 選手10人の不来方は試合終了まで不屈のプレー。初回に4番でエース小比類巻主将の適時打で先制した場面ではスタンドから大歓声が沸き起こった。8回に2点を奪い返す意地を見せ、9回には控えの斉藤が代打で出場。全員野球で聖地での一戦を戦い続けた。

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