「打席に立てたのは奇跡」仙台育英・尾崎 左眼窩底骨折から…

[ 2017年3月24日 05:30 ]

第89回センバツ高校野球1回戦   仙台育英4―6福井工大福井 ( 2017年3月23日    甲子園 )

<仙台育英・福井工大福井>9回裏2死、代打・尾崎が空振り三振に倒れゲームセット(捕手・島谷)
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 仙台育英は07年以来10年ぶりの初戦敗退。最後の打者は、1月21日の練習中に左眼窩底(がんかてい)骨折の重傷を負った正捕手・尾崎だった。9回2死から代打で登場。空振り三振に倒れた。手術を受け、目の下にはプレートが入ったまま。「真っすぐなものがゆがんで見える」といい、マスクはかぶれなかったが「打席に立てたのは奇跡」と感無量の面持ちだった。

 代役・渡部の奮闘を見届けた背番号2。「現状の正捕手は渡部です。夏までに追い抜きたい。またここに戻ってきます」と力を込めた。

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2017年3月24日のニュース