小久保監督、退任の意向表明「これで契約満了ということです」

[ 2017年3月22日 14:04 ]

WBC決勝ラウンド準決勝   日本1―2米国 ( 2017年3月21日    ドジャースタジアム )

<日本・米国>4回、米国に先制を許し厳しい表情の小久保監督(左)ら
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 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)、準決勝が行われ、侍ジャパンは米国代表に1―2で惜敗。6回に菊池のソロ本塁打で同点に追い付いたが、8回に勝ち越しを許して2大会ぶりの世界一奪還はならなかった。小久保裕紀監督(45)は敗退決定後に「ここを目指してやってきた。これで契約満了ということです」と退任の意向を示した。

 試合後「ホームが遠い試合でしたね」と総括した指揮官。「なかなか芯で捉えることができなかったですね」と散発4安打に終わった打線の沈黙を悔やんだ。

 一方で「ピッチャーは、1番から9番までバリバリのメジャーリーガー相手によく投げた」と6回3安打1失点と好投した先発の菅野ら投手陣を称賛。「悔しい負けですけど、選手たちはよくやったと思います」と話した。

 13年の第3回大会に続き、2大会連続の準決勝敗退。「選手たちは責められない」と何度も繰り返し、「開幕前にリスクを負いながら、このユニフォームに袖を通してくれた選手たちに感謝したいです」と“侍”たちをたたえていた。

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