健大高崎 16安打11点で札幌第一に圧勝で好発進 主砲・山下満塁弾

[ 2017年3月22日 17:32 ]

第89回選抜高校野球1回戦   高崎健康福祉大高崎11―1札幌第一 ( 2017年3月22日    甲子園 )

7回裏2死満塁、健大高崎・山下は右越えに満塁本塁打を放つ。投手前田
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 第89回選抜高校野球大会第3日は22日、甲子園球場で3試合が行われ、第3試合では2年ぶり3回目出場の高崎健康福祉大高崎(群馬)と2年連続2回目出場の札幌第一(北海道)が対戦。序盤で大量リードを奪い、終盤にも主砲・山下の満塁弾などで突き放した健大高崎が11―1で大勝し、8強入りした2015年以来2年ぶりの甲子園勝利を挙げた。

 健大高崎は2回、先頭・渡口が敵失で出塁し、続く高山の右中間への二塁打で無死二、三塁とすると、大越の右越え二塁打で2点を先制。1死後、持ち前の機動力を生かして大越がディレードスチールを決め三塁へ進むと、2死後、今井が左前適時打を放って1点を加え、3点をリードした。

 3回にも山下、渡口の連続長短打と死球で1死満塁と攻め立て、大越死球、伊藤四球と連続押し出しで2点を追加して序盤でリードを5点に広げた。

 6回には1点返されたが、7回には2死満塁から安里の中前打で1点を加えた後、4番・山下に右越え満塁弾が飛び出して突き放し、8回には代打・上野も右越えソロ本塁打。結局、16安打で11得点を挙げての圧勝だった。

 札幌第一は5点を追う6回に2死二塁から宮沢の右中間への二塁打で1点を返したが、2年連続の1回戦敗退に終わり、甲子園初勝利はならなかった。

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2017年3月22日のニュース