米国、世界一へあと1勝!早くも決勝見据え「まだ仕事は終わっていない」

[ 2017年3月22日 14:12 ]

WBC準決勝   米国2―1日本 ( 2017年3月21日    ドジャースタジアム )

8回に決勝の内野ゴロを放った米国のA・ジョーンズ (AP)
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 世界一奪還を狙う侍ジャパンの前に野球の母国が立ちはだかった。21日(日本時間22日)に行われたWBCの準決勝で米国は2―1で日本に勝利。プエルトリコとの決勝戦へと駒を進め、念願の初優勝まであと1勝に迫った。

 試合は1点を争う好ゲーム。7回まで1―1という投手戦が展開された。しかし、8回の決勝点は相手守備の乱れによるもの。1死二、三塁の場面でA・ジョーンズが放った平凡なゴロを三塁・松田がグラブの土手に当てる捕球ミス。打者走者は一塁でアウトになったが、この間に三塁走者のクロフォードが本塁を駆け抜けた。

 内野ゴロながらも貴重な打点を叩き出したA・ジョーンズ。試合直後のインタビューでは「両チームの投手陣が素晴らしく、いい試合だった」とコメント。しかし、「まだ仕事は終わっていない」と勝利に浮かれることなく、翌日の決勝戦へ向けて気を引き締めていた。世界一を懸けて争うプエルトリコとは今大会の2次ラウンドで対戦。この時は初回の4失点が響き、5―6と惜敗を喫している。

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2017年3月22日のニュース