侍J菅野 米国相手に内角えぐる「死球の方がいいくらいの覚悟で」

[ 2017年3月22日 05:30 ]

WBC準決勝   日本―米国 ( 2017年3月21日    ドジャースタジアム )

伯父でもある原氏(左)から激励される菅野
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 外野で遠投を終えると、投本間ほどの距離を取りキャッチボール。準決勝先発の侍ジャパン・菅野はルーティンで心と体を整えた。

 「内角をガンガン攻めていきたい。ホームランを打たれるなら、死球の方がいいくらいの覚悟でいく」。16日の渡米直前、羽田空港の待合室で小久保監督から先発を託された。1、2次ラウンドでは2試合で8回1/3を投げ5失点。「リベンジのチャンスを与えてもらってうれしく思う」と期待に応える覚悟だ。

 警戒する打者に「スタントンやアレナド」と個人名を挙げ、「手が伸びるところは強い」と内角攻めで窮屈なスイングを誘う考えだ。伯父の原辰徳氏からはグラウンドで「腕がちぎれてもいいから投げろ」と激励を受けた。「ちぎれないように頑張ります」と笑い「夢の舞台。日本の野球ファンの気持ちを背負って0点で抑える」と決意した。

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