ドミニカ共和国 1勝1敗タイ 不振のカノお目覚めタイムリー

[ 2017年3月18日 05:30 ]

WBC2次ラウンドF組   ドミニカ共和国3―0ベネズエラ ( 2017年3月16日    米国・サンディエゴ )

<ドミニカ共和国・ベネズエラ>7回、適時打を放つカノ(AP)
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 WBC2次ラウンドのF組は16日(日本時間17日)、1試合が行われ、前回覇者のドミニカ共和国が快勝で1勝1敗とした。2本のソロ本塁打を含む3得点でベネズエラを振り切った。

 8回に右越えへ2戦連発となるダメ押しの大会3号を放ったクルーズ(マリナーズ)は「この試合の大切さは分かっていた。我々は目を覚ました」と話した。

 2次ラウンド初戦の14日プエルトリコ戦で今大会初黒星。連敗すれば準決勝進出も危うくなるが、5回に「この試合に懸けていた」というポランコ(パイレーツ)の右越えソロで先制し、7回には試合前まで打率・154と不振だったカノ(マリナーズ)が適時打。さらに14年本塁打王クルーズの一発でベンチはお祭り騒ぎに。「みんな子供みたいだったね」とクルーズ。前回大会からの連勝が11で止まった嫌な流れを完全に断ち切った。

 トニー・ペーニャ監督も「自分たちの試合ができたが、驚くことではない」と余裕の表情。18日(同19日)は米国と対戦する。2位通過なら準決勝は日本が相手となるが、指揮官は「その前に勝たないと」と次戦を見据えた。

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2017年3月18日のニュース