ラミ監督絶賛　ドラ１浜口５回２失点で開幕ローテへ前進

オープン戦   ＤｅＮＡ３―５日本ハム （ 2017年3月14日    札幌Ｄ ）

＜日・Ｄ＞ＤｅＮＡ先発・浜口
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　ＤｅＮＡのドラフト１位左腕の浜口がオープン戦初登板初先発し、５回を３安打２失点の好投。「今日はシンプルに腕を振って投げることだけを考えた。これまでの実戦の中で一番自分の思い描いた通りに投げられました」と笑顔を見せた。

　日本ハムの大谷とは同学年で「持っている力を出しきりたい」と対戦を心待ちにしていた。４回の第２打席では甘く入った直球を二塁打されたが、初回の第１打席では直球で追い込み、最後は得意のチェンジアップで空振り三振を奪ってみせた。直球は最速１４９キロを計測し、３奪三振。「直球は低めに制球できたし、チェンジアップもしっかり腕を振って落とすことができた」と手応えを口にした。

　これまでの実戦で最長の５回、９７球を投げても最後まで球威が落ちることはなかった。ラミレス監督も「（大谷に）恐れずに投げていて非常に良かった」と目を細め「スタミナがあることも見せてくれた。投げるたびに良くなっている」と評価。開幕ローテーション入りへ、大きく前進した。（中村　文香）