【侍Jライブ解説・牛島和彦氏】〈3回〉千賀 スライダーやカーブでもっとカウントを取れれば…

[ 2017年3月15日 20:23 ]

<日本・イスラエル>先発の千賀
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 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は15日、日本代表がイスラエル代表と対戦。侍ジャパン第6戦をスポニチ評論家の牛島和彦氏がライブ解説します。

◇試合速報
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 【3回】<侍J、一、二塁も無得点>

 また得点圏で先制できなかった。先発の千賀が頑張って、点を取ってくれるのを待つしかない状況だ。千賀は得意のフォークを投げるときに若干、引っかけてしまっている。真っすぐ、フォーク以外の球、スライダーやカーブでもっとカウントを取れれば…と思う。

 中田がスタメンを外れた打線。代役の内川が、空いた5番にそのまま入った。攻撃の流れがいいから、打順をいじることなく当てはめたのだろう。ここでは2死一、二塁で遊ゴロに倒れたが、次は勝負強さを見たい。

 【2回】<侍J、二、三塁の好機も得点ならず>

 1、2回と得点圏を逸した。結果論かもしれないが、無死一、二塁、鈴木のところは送っても良かったかもしれない。相手投手に空振りするような球がないので打たせていったんだと思うけど。

 2死二、三塁での小林。カウント3―1からの甘いスライダー見逃しは、真っすぐを待っていたんだろう。次はスライダーが気になって、真っすぐを見逃し三振。でも、点を取れそうな雰囲気はあるので、頑張ってほしい。

 【初回】<両軍とも走者が出るも無得点>

 千賀は先頭打者に初球ボールから入って2球目を安打された。不安に襲われるところで、2番打者をゲッツーに取れて楽になった。2回以降、なるべくストライクから入っていってほしい。

 相手先発のザイドはボールが高い。コントロールがそれほどあるとは思えないので、チャンスは出てくる。微妙な高さの球を上から叩いていくのか、それとも見極めていくのか。注目したい。

 【日本代表スタメン】投手 千賀

1番(DH)山田、2番(二)菊池、3番(中)青木、4番(左)筒香、5番(一)内川、6番(遊)坂本、7番(右)鈴木、8番(三)松田、9番(捕)小林

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