【侍Jライブ解説・牛島和彦氏】<見どころ>先発千賀のゴロを打たせる投球見たい

[ 2017年3月15日 18:10 ]

15日の侍ジャパン対イスラエル戦でライブ解説を行う牛島和彦氏
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 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は15日、決勝ラウンド進出に近づいた日本代表がイスラエル代表と対戦。侍ジャパン第6戦をスポニチ評論家の牛島和彦氏がライブ解説します。

 日本代表は14日に2次ラウンド2戦目でキューバ代表を8―5で下し、5戦全勝となったが、1次ラウンドで韓国などに勝ったイスラエル代表は侮れない相手となる。

 試合は東京ドームで午後7時開始予定。

 <見どころ>日本の先発は千賀。12日のオランダ戦から中2日での先発だ。オランダ戦で50球あたりを投げていたら登板間隔は気にもなるが、前回は2回30球だった。ちょっと肩の張りはあるだろうけど、球数制限の80球までは心配なく投げられると思う。球の力はあるし、いいフォーク、いいカーブも持っている。コンビネーションで早いカウントでゴロを打たせるような投球が見たい。

 打線は山田に当たりが出てきたことが大きい。攻撃は確実に厚みが増した。

 敗れたとしても、延長戦に入らず4失点以内に抑えれば、規定(注)で2次ラウンドを1位通過できる。特殊な状況だが、投手がこれをあまり意識すると大胆なピッチングができなくなる。考えず、100%の力を出していってほしい。

 (注)1〜3位が2勝1敗で並んだ場合は当該対戦の(1)失点率(2)防御率(3)打率(4)抽選、で順位を決め、1位は通過、2、3位はプレーオフを行う。日本がイスラエルに敗れるとオランダを含む3チームが2勝1敗で並ぶが、日本は延長戦に入らず4失点以内に抑えれば(1)により1位になる。

 【侍ジャパン先発メンバー】1番(DH)山田、2番(二)菊池、3番(中)青木、4番(左)筒香、5番(一)内川、6番(遊)坂本、7番(右)鈴木、8番(三)松田、9番(捕)小林。先発投手は千賀。

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2017年3月15日のニュース