【侍Jライブ解説・牛島和彦氏】<3回>筒香の同点打大きかった!早めに追いつくと投手も落ち着く

[ 2017年3月14日 20:17 ]

<日本・キューバ>3回2死三塁、適時打を放った筒香
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 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は14日、2次ラウンドに進出している日本代表が1次ラウンド11―6で勝ったキューバ代表と再度対戦。侍ジャパン第5戦をスポニチ評論家の牛島和彦氏がライブ解説します。

◇試合速報
キ020        |2
侍101        |2

【3回】<菅野は2回のショック引きずらず3者凡退に抑える。山田が二塁打で出塁、三進後に筒香が同点打>

 菅野は相手打者が打ってきそうなときにワンシームで打ち取れると楽になる。

 筒香のタイムリーは大きかったね。1死三塁から点が入らないと嫌な流れになる。日本は後攻だから早めに追いついてあげると、どっしりとして投手も落ち着く。

【2回】<菅野が2ランを浴び逆転される。打線はゴロアウトで3者凡退>

 この回を見ていると、日本のバッテリーはちょっと外に寄りすぎているかな。インコースにいってないから、キューバの各打者に踏み込まれている。

 キューバの投手は逆転してもらって、少し気分がよくなったかな。

【初回】<菅野は落ち着いた投球で3者凡退に抑える。裏の攻撃で山田が先頭打者ホームラン>

 菅野は順調ないい立ち上がり。ボールにも力があった。まだ、3人しか見ていないので分からないが、前回対戦でキューバ打線は、日本バッテリーにカーブで攻められていたから、狙い球にまだ迷いがあるのかな。

 山田の本塁打で1点を取れたのはよかった。相手投手はカーブをメインに投げてくる。それをどの打者も見逃せている。カーブで打ちとられると、向こうのペースになるからね。

【日本代表スタメン】投手 菅野

1番(DH)山田、2番(二)菊池、3番(右)青木、4番(左)筒香、5番(一)中田、6番(遊)坂本、7番(三)松田、8番(中)秋山、9番(捕)小林

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