ヤクルト館山 5回0封、開幕ローテ見えた「ゾーンの中で勝負できた」

[ 2017年3月13日 05:30 ]

オープン戦   ヤクルト4―0広島 ( 2017年3月12日    マツダ )

<広・ヤ>真中監督(右)とハイタッチする館山
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 オープン戦初先発のヤクルト・館山が5回4安打無失点と好投し、開幕ローテーション入りへアピールした。

 最速148キロの直球を軸に無四球でまとめて「ある程度(ストライク)ゾーンの中で勝負ができた」。5回2死では会沢にカットボールを見せた後、シュートで空振り三振を奪い「一つ上のやりたいことができた」とうなずいた。

 先発して4回無失点だった5日の教育リーグ・西武戦(戸田)に続く快投。先発枠は小川と石川が確定。オーレンドルフと山中も確実で残り2枠を館山、村中、原樹、ブキャナンの4人で争う。真中監督は「(先発枠は)まだ確定ではないが安定していた」と評価した。昨季は4月に右肘関節遊離体摘出とクリーニングの手術を受け1勝4敗。通算10度目、右肘に限れば5度目の手術を乗り越えた通算85勝右腕は「とにかく1軍に残れるように頑張るだけ」と力を込めた。 (原田 真奈子)

 ▼ヤクルト・グリーン(7回に来日初アーチとなる中越え2ラン)前打席までゴロが多かったが、やっとボールが上がってくれた。ファンに自分の強みを見せられた。

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2017年3月13日のニュース