大谷 投手復帰への秘密兵器 右足首“保護”ハイカットスパイク

[ 2017年3月13日 09:15 ]

イースタン・リーグ春季教育リーグ   日本ハム7―1ロッテ ( 2017年3月12日    鎌ケ谷 )

ブルペン調整を終えた大谷は真新しいハイカットスパイクを手に室内練習場を出る
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 秘密兵器だ!右足首痛からの復帰を目指す日本ハム・大谷が、投球用に患部の動きを制限するハイカットのスパイクを取り入れた。試合用よりもかかと部分が数センチ高く、不安が完全に解消されるまで使用する見込みだ。

 大谷は「投球用です。底屈(つま先立ち)の動作があまり入らないと思う」と説明した。千葉・鎌ケ谷の2軍施設で、前日に手元に届いたばかりのスパイクを手に室内のブルペンへ。数球は本塁手前に設置したネットに向けて投げたが、最後の7球はトレーナーを座らせて投げた。軽めながら1月22日以来の投球練習。現時点では本格的な投球練習再開の時期は未定も、復帰をサポートする「相棒」の感触を確かめた。

 今季初の野手での実戦出場で一発を含む2安打3打点だった前日 のイースタン教育リーグ・楽天戦(鎌ケ谷)に続いて、この日のロッテ戦(同)も「3番・DH」で出場。初回に中前打、3回は四球を選び「(右足首も)問題はない」。2試合で3打数3安打3打点で夜に札幌へ移動。14日に8日ぶりに1軍に再合流し、DeNA戦(札幌ドーム)に出場する。3月31日の開幕西武戦(同)でのDH出場が見えてきた。 (山田 忠範)

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