大阪桐蔭の“4刀流”根尾、練習試合で6回零封 OB中田から刺激「自分もまねたい」

[ 2017年3月13日 19:18 ]

練習試合   大阪桐蔭12―0市岐阜商 ( 2017年3月13日    舞洲 )

市岐阜商戦で6回無失点と好投した大阪桐蔭の根尾
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 “4刀流”の大阪桐蔭・根尾昂(2年生)が侍ジャパンの中田(日本ハム)級の飛躍を誓った。最速148キロ右腕はことしの対外試合初先発で6回を被安打3の4奪三振、無失点と好投。直球の最速は144キロを計測し、二塁を踏ませない圧巻の投球を披露した。

 常時セットポジションから投球し「守備からリズムをつくるのがテーマでした。変化球で打たせてとり、直球でファウルを打たせることができました」と胸を張った。

 この日は出身の飛騨高山ボーイズ・井上太代表が観戦。市岐阜商にも同ボーイズ出身の釜屋が在籍し、旧交を温めた。この日は遊撃、中堅にも入るなどフル回転した根尾が理想に掲げるのは偉大なOBだ。侍ジャパンで史上初となる3戦連発中の大阪桐蔭OB中田に強烈な刺激を受けた。12日のオランダ戦は途中までTV観戦し「勝負強いし、大事な試合で打てる選手がチームの中心。自分もまねをしたい」と瞳を輝かせた。

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2017年3月13日のニュース