早実・清宮　８０号お預け　中大と練習試合で二塁打

＜中大・早実＞９回２死二塁、カウントを間違え、飛び出した早実・清宮（中央）が挟殺される
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　第８９回選抜高校野球大会（１９日開幕、甲子園）に出場する早実は１２日、下級生主体の中大と練習試合（中大Ｇ）を行い、１０―３で快勝した。高校通算７９本塁打の清宮は二塁打１本は放ったものの、節目の８０本塁打到達はお預けとなった。

　９回２死、東都リーグ戦登板経験もある最速１４２キロ右腕・小林奨から右翼へ痛烈な二塁打。しかし、５番・小西の２死一、二塁の打席でストライクカウントを間違え、三振と勘違いしてベンチに戻りかけて挟殺される凡ミス。守備では１失策も記録するなど５打数１安打だった。試合は４番・野村の３安打などで今春初勝利を飾った。