米国まさかの逆転負け…前回覇者ドミニカ共和国が5点差ひっくり返す

[ 2017年3月12日 12:20 ]

WBC1次ラウンドC組   ドミニカ共和国7―5米国 ( 2017年3月11日    マイアミ )

<米国・ドミニカ共和国>6回1死一、二塁、サンタナの適時打でチーム2点目のホームを踏み、喜び合うドミニカ共和国のカノ(22) (AP)
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 WBCは11日(日本時間12日)、各地で1次ラウンドが行われ、C組は初優勝を目指す米国が5点差をひっくり返されて5―7で前回覇者のドミニカ共和国に敗れ、1勝1敗となった。ドミニカ共和国は2連勝。

 初戦は延長戦でコロンビアに辛勝し、格下相手に苦しいスタートとなった米国。この日は3回に相手守備の乱れで先制点を手にすると、なお2死三塁からイエリチ(マーリンズ)が左適時二塁打を放ち、2―0とリードを奪った。4回にクロフォード(ジャイアンツ)の適時打で追加点を挙げると、6回にはスタントン(マーリンズ)、クロフォードの適時二塁打でさらに2点を追加し、5―0とリードを広げた。

 先発の右腕ストローマン(ブルージェイズ)は毎回走者を出しながらも4回2/3を3安打無失点でしのいだが、2番手ロアーク(ナショナルズ)が6回に失点。1死からマチャド(オリオールズ)の左中間へのソロ本塁打を浴びると、連続四球で一、二塁のピンチを招き、サンタナ(インディアンス)に中前適時打を打たれて2―5と3点差に迫られた。

 ドミニカ共和国の勢いは止まらず、8回には無死一、二塁からクルーズ(マリナーズ)が左越えへ逆転の3点本塁打。1死からマルテ(パイレーツ)にもソロ本塁打が飛び出し、7―5とリードを広げた。

 ドミニカ共和国は9回、右腕ファミリア(メッツ)が三者凡退に抑えて試合を締めくくり、7―5で大逆転勝利。2次ラウンド進出へ王手を懸けた。

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