11―10乱打戦!ベネズエラ、イタリアとの延長死闘制し1勝1敗

[ 2017年3月12日 09:57 ]

WBC1次ラウンドD組   ベネズエラ11―10イタリア ( 2017年3月11日    グアダラハラ )

<ベネズエラ・イタリア>6回、A・エスコバルの適時二塁打で同点のホームを踏み、喜び合うベネズエラのO・ヘレラ(37) (AP)
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 WBCは11日(日本時間12日)、各地で1次ラウンドが行われ、D組のベネズエラは11―10でイタリアに勝利。両チーム合わせて29安打21得点をマークしたシーソーゲームを制し、1勝1敗とした。

 初戦はプエルトリコに0―11でコールド負けを喫したベネズエラは、この日も4回までに5点を先行される苦しい展開。それでも5回にA・エスコバル(ロイヤルズ)、プラード(マーリンズ)の適時打など4安打を集中して3―5と追い上げると、6回には2死一、二塁からA・エスコバルが2点二塁打を放ち、5―5と試合を振り出しに戻した。

 勢いに乗るベネズエラは7回には無死一、三塁からM・カブレラ(タイガース)の適時打で勝ち越しに成功。C・ゴンザレス(ロッキーズ)の適時打などでさらに2点を加え、8―5とリードを奪った。

 しかし、イタリアは7回に2四球で無死一、二塁の好機を築くとF・セルベリの中前適時打に相手失策も絡んで7―8と1点差に迫る。8回には2死二塁からアンドレオーリが適時打を放ち、8―8の同点に追いついた。

 9回、ベネズエラは1死二塁からS・ペレス(ロイヤルズ)が左中間へ勝ち越しの2点本塁打を叩き込み、10―8と再び勝ち越しに成功。しかしイタリアは1死三塁から内野ゴロの間に1点差とすると、2死一、二塁からセッチーニの適時打で試合を振り出しに戻した。試合は10―10で延長戦へともつれ込んだが、10回にベネズエラが1死一塁からプラードの適時二塁打で勝ち越すと、その裏を9番手のカスティーヨが抑えて乱戦に決着をつけた。

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2017年3月12日のニュース