侍J青木 キューバキラー任せろ!過去10の5 打率5割

[ 2017年3月7日 05:30 ]

WBC1次ラウンドB組   日本―キューバ ( 2017年3月7日    東京ドーム )

打撃練習で快音を響かせた青木
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 最後まで限られた時間を大切に使った。侍ジャパン・青木は6日の前日練習で全体の最初に21スイングのフリー打撃を行った。守備練習を終えると、ラストの捕手組に交ざって「おかわり」の24スイング。「もうちょっと打ちたかった。タイミング?そんな感じ。2回目の方が良かった」。納得の表情で練習を締めた。

 倒すべき相手はキューバ。チーム唯一のメジャーリーガーは、過去の対戦で抜群の相性を誇る。WBCでは3試合で10打数5安打の打率5割。09年3月18日には4安打を放った。09年のキューバはチャプマン(現ヤンキース)が左腕エースとして君臨した。「彼は速球派だったけど、それ以外の投手は(ボールを)散らしてきた。その時よりも軟投派が多いような気がする」と分析する。

 チーム最年長の35歳。4日夜には西岡(阪神)とともに中田と食事し、5日のオリックス戦(京セラドーム)中には、筒香から打撃の助言を求められた。球場内外でリーダーシップを発揮している。8年前は中国との開幕戦で初回に二塁打を放った。「時間はしっかり使ったつもり。一戦必勝でやっていく」。キューバキラーは今回も同じ3番での出場が濃厚だ。 (鈴木 勝巳)

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